投資のご説明

投資のご説明

個人が投資を考えるときにまず覚えておきたいのが、投資と投機の違いです。
これらについたの説明は多々ありますが、要はギャンブルか金融理論に基づく資産への投資かの違いです。
前者はあくまでも余裕資金の範囲内で行うのが鉄則です。

前者を行いたいと考え始めたら、今持っている資産(ストック)と今後入ってくる給与などある程度確定的な収入(フロー)に分けて考えると良いでしょう。
ストックの内、どの程度をどの投資商品に振り分けるかは、フローが年間でどの位なのかを参考に決めると良いでしょう。

例えば、年収が300万円の場合に、倍から半分になる確率が高い商品に投資する場合であれば、600万円のストックを投資し半分になった場合でも、1年間働けば回復出来る、といった具合に計算し、自分がどの程度そういったリスクを受容出来るか考えてみましょう。

その際には、自身の年齢の他、そのストックが長期間使わない予定のストックなのか、中短期の間に使う可能性があるのかを考慮する必要があります。
というのは、大抵の商品には波があり、期間を取れば平均的なロスを減らすことが出来る場合が多いからです。
例えば子供の入学金など、決まった時期に使う予定の金額は、その時点で金融商品の価格が下がっていたり、回復の見込みがなく損切りすることになっては困ってしまうからです。

使う時期が決まっているお金や、リスクを取れない範囲のお金は、銀行預金や国債など、比較的価格変動が低く流動性が高い商品にしておくのが安全です。